障がい者にとっての『働く』とは？自分の思いをシェア

あなたは今、働きたいですか？

「働きたい」

「働くなんてもってのほか」

どう思われていようが

「働くとは」を考えないわけにはいかないでしょう.

「働く」とは良いことなのか、悪いことなのかー

たった１つの答えを示すことはできませんが、

自分がどのように考えているのかは共有ができます.

自分にとって働くとはー

誰かのために役に立ちたい、を表現できることである.

あなたに働きたい気持ちがあるのならー

あなた自身の願望をしっかり言葉にしてみましょう.

「人」が「動いて」働く？

「働く」って何なのでしょうか？

それについて深く考えたことはあるでしょうか？

１時間、半日、１日、それ以上・・・

深堀りしたことはありますか？

自分はふと『働くって何なのだろうか？』と

深く考えています.

物事を深く考えることは

自閉スペクトラム症の１つの特性と言えます.

それでは「障がい者にとって働くってなんだろう？」と

考えるわけです.

自分にとって「働く」とは？

自分の「働く」について、考えは以下の通りです.

１つずつ掘り下げます.

お金のため

世間一般の多くの人は

これに該当するのではないのでしょうか.

より上流の理由に行くと

「生活するため / 生きるため」です.

確かに自分は今実家で生活しており、

生活費の殆どは両親の負担です.

推測ですが、両親の立場をみると

「働かなければ生きていけない」という意識が

あるのでしょう.

誰かのために役に立ちたい

自分の根底にある考えはこれです.

経緯は大学時代に参加した、

オープンキャンパスのスタッフです.

「大学は勉強のために行く」と

心から決めていた自分は

アルバイトには一切興味がありませんでした.

当時は優秀だったため、

学生課の方から

「オープンキャンパスのお手伝いしない？」

ということで快諾しました.

今考えれば超低時給ですが.

その時考えたのは

優先したのはお金よりも経験すること、でした.

普段接しない方たちと会話を交わすことは

大学内・アルバイトをしない自分にとって

最高の場でした.

結局２・３回ほど参加して、

様々な立場の方と交流することができました.

『いいなぁ…誰かのためになるって. これからもこうやって誰かのために役に立ちたいな』

誰か、とは身近にいる人でもあれば、

一生出会うことがないであろう人も含みます.

『人は一人では生きることはできない. 誰かが生きているからこそ自分は生きていられる』

こう思って毎日就労移行支援を利用していました.

実際に働いている今もこの気持ちは変わりませんし、

今後も根源となるでしょう.

両親から独立するため

一つは心理的な面ですが、もうひとつあります.

それが「経済的独立」です.

冒頭の「お金のため」と被りますが

自分ひとりの力で生きていきたい、という思いです.

幸い、自分は他人の介助なく生活することが可能です.

なら挑戦する、という点からも

可能ではないかと考えています.

これから挑むことになりますが、

１つ１つ、少しずつ慣れていこうと考えています.

あなたのご意見もお待ちしております

以上、いかがだったでしょうか？

これらは障がい者である自分の意見であり、

あなたにとっての正解ではありません.

この記事を読んでくださっているあなた自身にも

「働くとは？」に対する答えが必ずあるはずです.

そんなあなたはまずは１時間、

自分と向き合って「働くってなんだろう？」と

考えてみてはいかがでしょうか.

あなたの回答はコメントにてお待ちしております.