「ASDなそら」管理人のそらです。
ASD当事者の視点で、仕事や生活に役立つ情報を発信しています!
あなたは仕事をするうえで、どのようなことを心がけていますか?
- 挨拶をしっかりする
- 目の前の業務に集中する
- 人間関係を大切にする
いろいろなことが思い浮かぶと思います。
さまざまな仕事の工夫がありますが、
その中でも私が特に私が特に大切にしているのは、
「仕事はできるだけわかりやすくする」ということです。
この考えに至ったきっかけは、
ゲームクリエイターの桜井政博さんのYouTube動画でした。
桜井政博さんとは?
- 『星のカービィ』
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ』
といった世界中で人気のゲームを生み出したクリエイターです。
彼はYouTubeで仕事に役立つ考え方を発信しています。
その中で、特に印象に残ったのが
「わかりやすく、短く」という話でした。
わかりやすく、短くする重要性
桜井さんのたった1分の短い動画の中に、
濃い内容のものがあります。
その動画では、プレゼンテーションにおける
「わかりやすさ」が強調されていました。
プレゼンは、次の仕事につながる重要な場面です。
そのため、相手に伝わりやすい話し方が求められます。
この考えは、仕事だけでなく日常の会話でも大切だと私は思いました。
わかりやすさを意識するポイント
では、具体的にどうすれば
「わかりやすい」話し方や仕事ができるのでしょうか?
例えば、以下の点を意識するとよいでしょう。
- 難しい言葉や専門用語を使わない
- 主語と述語を明確にする
- 声を大きくする
- はっきりと話す
- ゆっくり話す
これらを少しずつ意識することで、話の「透明度」が上がります。
完璧である必要はありません。
コツコツと積み上げていけばよいのです。
短くすることも大切
「わかりやすさ」に加えて、
もう一つ重要なのが「短くする」ことです。
私は英語のシンプルな文構造を意識しています。
たとえば、
I like cats.(私は猫が好きです。)
英語の文章は、主語・述語が明確でシンプルです。
日本語でも、これを意識すると伝わりやすくなります。
しかし、日本語の会話ではシンプルすぎると
冷たく聞こえてしまうことがあります。
たとえば、
「私、猫好きなんです!」(やや強い印象)
「猫、お好きなんですか?」(柔らかい印象)
後者のほうが相手に配慮した言い方になっています。
言葉をできるだけ少なくしながらも、
相手を尊重する表現を心がけると、
スムーズなコミュニケーションにつながります。
シンプルな伝え方は、誰にとっても助かる
私はASD(自閉スペクトラム症)の当事者です。
ASDの特性として、
- 複雑な情報を理解するのに時間がかかる
- 曖昧な表現が苦手
- 具体的で明確な説明が必要
といった点があります。そのため、
会話や仕事のやりとりがシンプルでわかりやすいと、とても助かります。
これは、ASDの人だけでなく、誰にとってもプラスになる考え方です。
例えば、
- 職場の指示を明確にすることでミスが減る
- 相手に伝わりやすい話し方をすることで円滑なコミュニケーションができる
- 資料やメールを簡潔にすることで、相手の負担が減る
といったメリットがあります。
「太く、短く」を意識しよう
桜井政博さんの話をヒントに、
私は「太く、短く」という考え方を大切にするようになりました。
- 太く(わかりやすく)
- 明確な言葉を使う
- 簡単な表現を心がける
- 短く(簡潔に)
- 余計な言葉を減らす
- 伝えたいことをシンプルにまとめる
この2つを意識するだけで、
仕事の効率やコミュニケーションの質が大きく変わると実感しています。
まとめ 〜 仕事をスムーズにするために
仕事をするうえで「わかりやすくする」ことはとても大切です。
- 難しい言葉を使わない
- 短く、簡潔に話す
- 相手に伝わりやすい話し方を意識する
こうした工夫を積み重ねることで、
仕事がスムーズになり、人間関係も良くなります。
私自身、まだまだ試行錯誤しながら実践しています。
ASDの特性を持つ方や、
HSPの方にも役立つ考え方だと思うので、ぜひ試してみてください。
シンプルでわかりやすい仕事術を、一緒に身につけていきましょう!
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