「ASDなそら」管理人のそらです。
ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事や生活に役立つ情報を発信しています!
私たちの生活の中で、パソコンはますます重要な仕事道具になっています。
特に就労移行支援施設では、パソコンスキルの向上を重視する傾向が強く見られます。

「スマートフォンがあれば何でもできるのに、パソコンなんて本当に必要?」
そう考えているあなたにこそ、この記事を読んでいただきたいです。
パソコンの優位性を知ることで、新たな可能性が広がるかもしれません。
スマートフォンでは限界がある
今やスマートフォンは、生活に欠かせない存在です。
- メールやLINEでのやり取り
- ゲームや動画視聴
- 音楽鑑賞
これらはすべてスマートフォンで完結できます。
しかし仕事や学習となると、スマートフォンだけでは難しい場面が増えてきます。

スマートフォンでレポートを作る人たち
最近では、若い世代ほどスマートフォンを活用する傾向が強くなっています。
義務教育でもパソコンを使った授業はありますが、
大学に進学すると、パソコンを使わざるを得なくなる場面が増えてきます。
例えば、大学ではレポート作成が必須です。
- 長文を書く
- 書き方のルールを守る
- 自分の意見を明確に伝える
これらをスマートフォンのアプリで行おうとする学生もいます。

「どうやって印刷するの?」
大学時代、私にそう尋ねてきた人もいるほどです。
確かに、最近はスマートフォンだけでできる仕事も増えました。
それでも、パソコンを使った方が圧倒的に効率が良い場面が多いのです。
パソコンが優れている理由
① 画面が広い
スマートフォンの最大の欠点は、画面の小ささです。
パソコンの大画面なら、複数のウィンドウを開いて作業できます。

② 操作がしやすい
スマートフォンでは、誤操作が起こりやすいものです。
- 間違えてアプリを閉じる
- 小さなボタンを押し間違える
パソコンなら、キーボードとマウスを使うため、
こうしたミスが減ります。

③ 通知に邪魔されない
スマートフォンでは、LINEやSNSの通知が頻繁に届きます。
「気になって集中できない…」
そんな経験はありませんか?
パソコンなら、不要な通知を減らして集中できます。

すべての人にパソコンスキルを
障がいの有無にかかわらず、
パソコンを使えると仕事の効率が格段に上がります。
ASD当事者にとっても、
- 集中力が続く
- ルーティン作業が得意
そのような特性を活かせる場面が多いでしょう。
どんなパソコンを買えばいい?
「いきなり高いパソコンを買うのは不安…」
そんな方には、以下のアドバイスを送ります。
✅ 最初は安い『ノートパソコン』でOK
→ 5万円~8万円程度のモデルで十分
✅ モニターとキーボードが一体型のノートパソコンがオススメ
→ デスクトップはモニター・キーボード・本体がバラバラで、
配線や設置が必要。初心者にはハードルが高い
✅ 10万円以上の高性能モデルは不要
→ 基本的な作業(文書作成・表計算・ネット検索)にはオーバースペック。
最初は安いモデルで慣れるのがベスト
補足
🟢 シンプルなものを選ぶと混乱しにくい
🟢 最初に覚えることを減らすため、ノートPCが適している
🟢 後から「足りない」と感じたら買い替えればOK
まずは家電量販店で触ってみよう
「すぐに買うのはちょっと…」
そう感じるなら、まずは家電量販店に行ってみましょう。

そして実際に触って、以下の点を確認してみるのが良いでしょう。
- 画面の大きさ
- キーボードの打ちやすさ
まとめ〜パソコンを使いこなして、仕事の幅を広げよう
- スマートフォンは便利だが、パソコンの方が仕事に向いている
- 画面の大きさ、操作性、集中力の維持などでパソコンが優位
- 最初は安いノートパソコンから始めよう
- まずは家電量販店で試してみるのがおすすめ
パソコンスキルを身につければ、仕事の選択肢が広がります。
ぜひ、一歩を踏み出してみてください!
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