ASD当事者必見!暇な時間のストレスを解消する仮眠の効果とは

メンタル回復方法

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暇なとき、あなたは何をしていますか?

なんとなくスマホを触って

気づけば時間が経ち、

やりたかったことが後回しになってしまう…

そんな経験はありませんか?

これは障がいの有無にかかわらず、多くの人が経験することですが、

ASD(自閉スペクトラム症)当事者にとっては特に「暇」というものが

大きなストレスになることがあります

この記事では、ASD当事者が「暇な時間」とどう向き合うか、

そしてそのストレスを軽減するために有効な方法として

「仮眠」の重要性についてお伝えします。「暇な時間がつらい」と感じている方は、

ぜひ最後まで読んで試してみてください。

暇な時間がつらい理由

私は自閉スペクトラム症(ASD)とともに生きており、

ASD当事者にとって「暇」という時間は特に苦痛に感じることが多いです。

その理由を以下に挙げてみます。

予定外の時間をうまく処理できない

ASDの特徴として、予定を立てることや予測した行動に対しては比較的柔軟に対応できるものの、

予期しない空白の時間が訪れると、その時間をどう過ごすべきかが分からなくなり、

無駄に感じてしまうことがあります。

強い興味の対象がないと不安になる

ASD当事者は、一度何かに没頭するとなかなかその対象から目を離せません

しかし、暇な時間はその対象がなく、次に何をしていいのかが

わからなくなることがあります。この不安がストレスとなり、

無気力感を感じさせます。

「何かをしていないと落ち着かない」感覚

暇な時間には、無意識に「何かをしなければならない」と感じることが多いです。

例えば、過去に終わった仕事ややるべきことを考えてしまい、

結果としてリラックスできません。時間を無駄にしている気がして焦ることもしばしばです。

こうした感覚は、私自身も長年悩まされてきました。休日や仕事の終わりに感じる手持ち無沙汰感

そして無意識に感じる「何かをしなければ」というプレッシャー。

これが繰り返されると、徐々に心身に負担がかかっていきます

暇を埋めるために試した方法

暇な時間を少しでも楽しく、有意義に過ごすために、

私はいくつかの方法を試してきました。その中で、

役立った方法もあれば、うまくいかなかった方法もあります。

散歩をする

体を動かすことで、気分転換になり、リフレッシュすることができます。

特に自然の中を歩くと、心が落ち着くことがあります。しかし、

長時間歩くことは体力的にしんどく、結局飽きてしまうこともありました。

ゲームをする

ゲームに没頭することで、時間を忘れることができますが、これも問題があります。

目が疲れてしまう、長時間プレイすることで体調が崩れることもあり、

休憩を挟む必要が出てきます。

動画を観る

動画を観ることで、情報を得たり、単純に楽しんだりすることができます。しかし、

長時間同じことを見ていると、集中力が続かなくなり、

結果としてストレスが増してしまうこともあります。

掃除や家事をする

掃除や家事をすると達成感が得られるため、気分がスッキリします。ただし、

毎日同じような家事をしていると、どこかで飽きが来ることもあります。

これらの方法は一時的に暇を埋めることができても、根本的な問題、

つまり「何をして良いのか分からない」という感覚を完全に解決することはできませんでした

「暇」のストレスを解消する最強の方法:「仮眠」

私は試行錯誤の末、最終的にたどり着いた方法が「仮眠を取ること」でした。

「寝るだけ?」と思われるかもしれませんが、仮眠には多くのメリットがあります。

仮眠をうまく活用することで、暇な時間をただの「無駄な時間」にするのではなく、

心身をリフレッシュし、有意義な時間に変えることができるのです。

仮眠のメリット

  • 脳がリフレッシュされる
    仮眠を取ることで脳が一時的に休まり、思考がスッキリします。
    そのため、次の活動に集中しやすくなります。

  • 疲れが取れる
    短時間の仮眠でも、疲れを取る効果があります。
    特に夜の睡眠の質が良くない場合、昼間の仮眠は効果的です。

  • 暇な時間を有効に使える
    何もしていないと感じる時間を、実は有効に使っていると
    実感できることは、心理的にも良い影響を与えます。

仮眠の正しい取り方

では、具体的に仮眠を取る際にはどのようにすれば良いのでしょうか?

以下のポイントを参考にして、仮眠を取り入れてみてください。

時間は20〜30分以内にする

仮眠は短時間(20〜30分が理想です。長時間寝ると、

深い眠りに入ってしまい、起きたときに逆に眠気が残ってしまうことがあります。

カフェインを摂取する

カフェインを含む飲み物(コーヒーや緑茶)を仮眠前に摂取すると、

目覚める頃にカフェインが効き、スッキリ目覚めやすくなります

仮眠とカフェインをうまく組み合わせることで、眠気を吹き飛ばすことができます。

静かな環境を整える

仮眠を取るためには静かで暗い場所が理想です。

難しい場合はアイマスクや耳栓を活用して、環境を整えると良いでしょう。

実際に私が使用しているもの⬇️

目覚めた後は軽い体操を

仮眠から目覚めた後、軽いストレッチや歩行を行うと、

目覚めがスムーズになり、頭もスッキリします。

仕事中にも仮眠は有効

休みの日だけではなく、仕事中にも眠くなる…」という場合にも仮眠は有効です。

特にお昼の時間に仮眠を取ることをおすすめします。私は就労移行支援を利用していた頃、

昼休みに仮眠を取る習慣を身につけ、これが非常に役立ちました。

昼食後に仮眠を15〜20分取り、起きたら軽く歩く。このルーティンを実践することで、

午後の仕事や活動に集中することができました。

現在の仕事でも同様に昼休みに仮眠を取ることで、

午後のパフォーマンスが向上しています。

仮眠+αでさらに充実した時間を

仮眠は最強の暇対策ですが、仮眠だけでは物足りないということもあります。

仮眠を取った後に、以下のアクションを組み合わせることで

さらに充実した時間を過ごせます

  • 仮眠後に軽い運動をする
    • 散歩やストレッチをして、血行を促進
  • 仮眠後に読書や勉強をする
    • 頭がスッキリし、情報を吸収しやすくなります
  • 仮眠後に趣味の時間を楽しむ
    • リフレッシュした状態で趣味に集中できます

こうすることで、ただ暇を埋めるだけでなく、

心と体の健康を維持しながら、質の高い時間を過ごすことができます。

まとめ:暇になったら寝よう

ASD当事者にとって「暇」は大きなストレスになりがちです。しかし、

仮眠を活用することで、そのストレスを軽減し、心身をリフレッシュすることができます。

  • 暇がつらいのはASDの特性によるもの
  • ゲームや散歩も有効だが、限界がある
  • 最も効果的なのは仮眠
  • 仮眠は短時間(20〜30分)でOK
  • 仕事中の昼休み仮眠もオススメ
  • 仮眠+αでさらに充実

「暇になったら寝る」というシンプルな方法は、

ASD当事者にとってとても効果的です。ぜひ、今日から試してみてください!

参考にした書籍です、こちらも参考にしてください⬇️

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