「ASDなそら」管理人のそらです。
ASD当事者の視点で、仕事や生活に役立つ情報を発信しています!
「片付けたいけど、面倒くさい…」
「やり始めても途中で疲れてしまう…」
「そもそも何から手をつければいいのかわからない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
片付けは一度やると決めても、なかなか進まなかったり、
途中で挫折してしまったりすることが多いものです。

特にASD(自閉スペクトラム症)の当事者にとっては、
「どこから手をつけるべきか」「どう整理すればよいのか」が分かりづらく、
片付けのハードルがより高く感じられることがあります。
でも大丈夫!
実は片付けには「簡単に始められるコツ」があります。
私はある方法を試したことで「片付けが苦手」という思い込みから解放され、
今では快適な作業スペースを維持できるようになりました。
この記事で、無理なく、少しずつでも確実に片付けを進められる方法を紹介します。
片付けを習慣化するヒントにもなるので、ぜひ試してみてください!
まずは「現状を知る」ことから!スマホで写真を撮ろう
片付けが苦手な人に共通しているのが
「何がどこにあるのか把握できていない」状態です。
最初にやるべきなのは「自分の部屋(または机)の状態を目で見て分かるようにする」 こと。
そのために、まず「スマホで写真を撮る」ことをおすすめします。
写真を撮るメリット
✅ 客観的に部屋の状態を把握できる
✅ どこに何があるのか視覚的に確認できる
✅ 片付け前と後の変化が分かり、達成感が得られる
写真を撮ると「こんなに物があったのか…」と気づくことができます。
また片付けた後に 「ビフォーアフターの比較」 をすると、
スッキリした状態を維持しようというモチベーションにもつながります。
まずは 「片付けなきゃ!」と気負わず、スマホで写真を撮るだけ」から始めてみましょう。

「使うもの」と「使わないもの」に分ける
次のステップは、写真を見ながら 「使うもの」と「使わないもの」を仕分ける」ことです。
ここで重要なのは、すぐに捨てなくてもOK! ということです。
まずは分類するだけでも片付けの第一歩になります。
仕分けの基準
💡 1か月以内に使いましたか? → YESなら残す
💡 「もしかしたら使うかも…」は本当に必要ですか? → NOなら手放す
💡 思い出の品は写真に残して処分すればOK
「もしかしたら使うかも…」と思うものは、実際には使わないことがほとんどです。
思い切って手放すことで、スペースが生まれ、
使いたいものをすぐに取り出せるようになります。

仕分けが終わったら「使わないもの」をどうするか考えましょう。
不要なものを手放す様々な方法
仕分けをしたら「使わないもの」をどうするか決めましょう。
✅ リサイクルショップに持ち込む(ブックオフ、セカンドストリートなど)
✅ 寄付する(衣類や文具などは寄付団体が受け付けていることもあります)
✅ 友人・知人に譲る
✅ 捨てる(自治体のルールを確認しましょう)
特にフリマアプリは簡単に物を手放しながら、
お小遣い稼ぎもできるのでおすすめです!
売れなかったものや使い道がないものは、潔く手放しましょう。
ここで処分できれば、キレイな部屋までもう少しです!

片付けたあとは「配置」を決めよう!
不要なものを処分したら 「必要なものの『定位置』を決める」ステップです。
ポイントは、以下の3つ。
🔹 よく使うものは手の届く範囲に
🔹 同じ種類のものをまとめる(文房具、本、書類など)
🔹 使いやすい収納アイテムを活用する(ペン立て、ファイルボックスなど)
➡️購入しすぎに注意
収納場所を決めてしまえば、片付けるのがグッと楽になります。

片付けを「継続する」コツ
片付けは一度やって終わりではなく、継続が大切です。
ここで「散らからない習慣」を作ると、快適な環境を維持できます。
✔ 「使ったら元の場所に戻す」を習慣にする
➡️ものを無くす心配がなくなる
✔ 1日5分だけ片付けの時間をつくる
➡️徐々に伸ばしていけるとGOOD
✔ 小さな範囲から始める
➡️「今日は、机の上のこの部分だけ」などで、あらかじめ区切る
✔ 月に1回は写真を撮って見直す
一気にやろうとすると挫折しがちですが、
「1日5分だけ」と決めれば、負担にならずに続けられます。

まとめ:無理なく進めてスッキリ空間へ!
片付けが苦手なあなたに、順を追って紹介しました。
✅ まずは「スマホで写真を撮る」!
✅ 「使うもの」と「使わないもの」を分ける
✅ 不要なものは「売る」「譲る」「捨てる」
✅ 収納の「定位置」を決める
✅ 「毎日5分の片付け」で維持する
片付けが苦手でも、この方法なら無理なく始められます。
次の休みに、まずスマホで写真を撮るところから始めてみてください!
コメント