就労移行支援の体験が教えてくれた自分の可能性

就労移行支援

就労移行支援を利用したいー 

そう考えているあなたへ.

自分は利用して後悔したことはありませんでした.

就労移行支援を利用していた理由

自分が就労移行支援を利用していた理由は

複数あります.

  • 一人で就職することに困難を感じたから
  • 家族から独立したいから / 一緒にいたくないから
  • 社会に出たことがないから
  • 障がい者だから / 就職先に障害の配慮がほしいから
  • 経験が少ないから / やったことがないことが多すぎるから

今回は一番下、

「経験が少ないから / やったことがないことが多すぎるから」について

語っていきます.

実はそれが、

自分がサービスを利用していた最大の理由です.

運命に逆らうな、時には従え

今の主治医にある一言を言われました.

「経験することは大切ですよ. 物事を興味のある無しに関係なく続けてみましょう」

大学中退から数ヶ月、アルバイトから

少しずつ社会参加しようかと考えていた自分.

定期通院の数日後に

アルバイトの面接を受けたのですが

自身にパニック障害があることを伝えると、

数日後に不採用の通知を受け取りました.

その職種にもこだわりが発動してしまい

どうしても『特定の業界でやってみたい』想いが

ありました.

そこで主治医にあの言葉を投げかけられたのです.

『割り切って、とりあえずやってみよう』

ある意味、運命に従ってみました.

こういう考えは人生で行き詰まっている方々には

刺さることと思います.

その数カ月後、利用した就労移行支援事業所を

発達障害者支援センターから紹介していただき

体験利用を1週間して、利用開始を決意しました.

運命に従った結果、

就職までたどり着くことができました.

毎日発見、毎日びっくり

体験期間は発見と驚きの連続でした.

  • 初めてにもかかわらず、ミスが少ない / 手順をしっかり理解できる
  • 仕上がりが丁寧 / 質がいい
  • 声がはっきりしていて好感が持てる
  • 相手を気遣いながら作業できている
  • 手順を守りつつ自分の工夫を加えている

これだけ職員さんに褒められると

『なんだ、自分って意外とできるんだ』と

自信がつきます.

一番驚いたのが「自分は手先が器用」ということです.

これまで友達にも、先生にも、両親からも

言われたことがありませんでした.

加えて、自分では考えたことも感じたことも

なかったためこの体験期間中で1番の発見でした.

利用を始めるとこのようなことが

毎日のように起こります.

障がい者(身体・知的・精神なんでも)の方で

『誰かのためになにかしたい』と考えている方は

ぜひ就労移行支援の利用をおすすめします.

やりがいは「つくるもの」

今日の記事を書くきっかけとなった書籍を紹介します.

本をさわると、商品ページに飛べます ↓

書籍を読み終えてとある言葉を思い出しました。

そもそも、やりがいとは「見つける」ものなのだろうか.
やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ.

堀江貴文 ゼロより

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やりがいはやってみれば勝手に見つけているー

この言葉は間違いないです.

就労移行支援事業所の作業の中には当然、

嫌な / やりたくない作業もありました.

しかし、楽しい作業にはやりがいを感じていました.

ネガティブよりもポジティブな気持ちのほうが

上回ったのです.

これは就職した今もその通りです.

今、まさに苦手な業務があります.

でも反対に得意かもしれない.

その部分を上司は

すでに見抜いているのかもしれないー

そう思うと集中力も相まって楽しくなってくるのです.

『丁寧な業務ができた、きっと他の方がより効率的にお仕事できるだろうなぁ…』

こう思いながら、日々を過ごしています.

人間関係は諦めよう、作業が嫌なら好きを見つけよう

いかがだったでしょうか?

利用していた時

「施設の職員や利用者と合わなかった」という理由で

辞めてしまう方を見ました.

この場合、人間関係はどうしようもありません.

その際はしょうがない、と諦めましょう.

孤独を飼いならすのも

障がい者が少数派がゆえに大事なことです.

ただし、作業内容で「嫌だ」と思ってしまったなら

ネガティブな理由が多いからかもしれません.

好きな作業を見つけることを最優先し、

それを極めていきましょう.

人間関係の難しさを感じることなく、

ただただ没頭すれば就職が自ずと近づいてきます.

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