あなたは困難にぶつかった時はどうしていますか?
- 放置してそのまま突き進む
- その場で考え込む
- 何もできなくなる
もし周りの人に聞くことができない状況なら、
何もできなくなる人は多いでしょう.
それでも自分一人で、
それも発達障害と相性のいい方法があるのです.
書籍紹介
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「メモ魔」という言葉を
目にしたことがある人もいるかも知れません.
もしくはビジネス書コーナーで
この書籍をよく見ている人も多いかもしれません.
その言葉はこの書籍の著者、
前田裕二さんが生みの親です.
著者が幼少期から始めていたメモ術を
これでもかというほど詰められた名著です.
いくつかポイントをまとめてみます.
- 日常のメモがアイデアに変わる
- メモすることで自分の思考(経験)が整理される/深まる
- 上記の2つを生かして自分を変えていける
詳しい内容は書籍に譲るとして
ここからは自分の経験を綴っていきます.
「メモ」という魔法の力を存分に発揮した日
就労移行支援利用時にメモの力で
乗り切ることができたことがありましたので
紹介します.
自分の利用していた事業所でパソコンの作業をしていたときのことです.
その日はExcelを使って表計算をしていました.
- 文字・数字を入力して
- パソコンに計算させて
- 表・グラフなどを作成する
- 印刷して完成!
特に難しいのが2.の「パソコンに計算させる」です.
計算「させる」のがミソで、これが大変なのです.
関数を多く使用するため、どの関数を利用し、
どう入力するかー
この作業にとてつもない苦悩を強いられるのです.
当然、インターネットを利用してChatGPTを使えば
一瞬ですがそんな事はさせてくれません…
Introducing ChatGPTWe’ve trained a model called ChatGPT which interacts in a conopenai.com
パソコンの画面とにらめっこを続け、
関数を入力して、違った結果が表示されたら
やり直し…
気づけば1時間以上、
1つの問題について悩んでいました.
そこでふと思いついたのです.
『メモに書き出してみたらわかりやすくなるのでは?』
『条件が複雑すぎる. 一旦書き出してみて考えよう』
『これでも無理なら諦めて回答を見てしまおう…』
それが大当たり.
数学の「授業」は嫌いですが、
数学「そのもの」は好き.
そんな自分は条件を最低限まで分解し、
あとは関数に落とし込むだけとなりました.
メモに書き出すことで
とてつもなくわかりやすくなったのです.
頭の中やパソコン上で関数を組み立てる事は
簡単なものであればそれらで可能ですが、
複雑になれば困難極まりありません.
それを身を持って知ることができました.
それでも『これどうするんだ?』という結論になり
職員さんや他の利用者さんの力を借りましたが…
メモに書き出していたおかげで力を借りた方々が
指摘している内容がすぐ理解できました.
魔法の真髄は日常で輝く
メモが特に役に立っているものがあります.
それが「毎日3行日記」です.
自分は寝る前にかならず書いています.
(疲労困憊のときや風邪のときは書いていませんが)
(おそらく)先程のExcel作業の日に書いたことをそのまま載せます.
数学+深堀りは強い(確信)
Excel、ここまで好きだったとは…
数学的思考+深堀り力が合わさって最強に見える…
Wordよりも好き。きれいに整えられるから。
簿記とも組み合わせればより強くなれる予感
やっぱりメモ魔やね
気づいたときにはメモを使う
粘って30分考え込んでしまったらメモを使う
紙に書いてみるのは大事
うまく仮眠を取りたい。ここは優先順位の問題。
本当に体と心のバランスの問題。
経験以外じゃどうしようもできないところ
まず、その日起きた出来事を3つ選んで書きます.
マイナスの出来事 → プラスの出来事 と書くのがベターです.
次に、1つの出来事を深堀りしていきます.
そして、次にその場面に出会った時どうするかを書きます.
「次に同じ問題に出会った時、どうするか」中学校の時の数学の先生がよく言っていました.
書いた翌日に3行日記を見ると、よりメモという魔法を使いこなせるようになっていきます.
メモとは、人生の色彩である
いかがだったでしょうか?
- メモを使えば困難なことも実は、簡単だったりする
- 可視化することの大切さ
- 目に見えることで他人と知識を共有できる
メモにはこれら以上に人生に彩りをもたらしてくれます.
ぜひ今日から日記や訓練、業務などに取り入れてみてください.
「3行日記」って? という方はこちらをどうぞ ↓
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