「無意識に考え込んでしまっている」
こんな悩みにぶつかったことはありませんか?
- とある事象に対していつの間にか考えている
- 考えていたら10分が余裕で過ぎる
- 色々考えてしまって夜、寝付けない
自分もこのようなことで悩んでいました.
寝付けない、食事を忘れるなど
生活に支障が出ることもしばしば.
そこで「どうしてそうなるのか」を
深く考えてみることにしました.
そうすることで思考のクセが把握でき
「このままの自分でいいんだ」と
感じるようになりました.
同じような苦しみを感じているあなたに
アハ体験をお送りします.
深く考える、が特性
発達障害の一種である、自閉スペクトラム症(ASD)
自分はそれとともに今を生きています.
そこで1つ、
生活に支障をきたしかねない特性があります.
「1つの物事を深く考える」
一見、そこまででも無いのでは、と
感じる方もいらっしゃると思います.
しかし状況に応じては障害となりえます.
作業訓練中に起きた「考える人」
自分の場合、
就労移行支援事業所内で起こったことを綴ります.
とある企業へ納品するものがあります.
そちらの作業終了時、
不要な箱を処分してしまったのです.
本来なら次の作業の際に使用するため取っておく、と
他の利用者さんは言うのです.
その箱には
- 「数字(箱の中に入っている商品の数)」
- 「箱が必要!」もしくは「箱は不要!」
これらが記されている札を
一緒に留めておくのですが、
作業開始時のものを見てしまい、
誤って箱を処分してしまいました.
そこで自分は職員さんと話し合いをして
とある点が気になりました.
『どうしてこういう札が存在するのか?』
『どの状況で箱が必要になるか / 不要になるか?』
その時は作業終了時だったため
作業ができなくなる事はありませんでしたが、
作業途中だったなら自分の中で考え込んで
作業することができなくなっていた可能性があります.
そうなると、
翌日納品ができなくて…というリスクが発生します.
それではどうしようか、と
ここでまた自宅に帰って考え込むのです.
「知りたい」を突き詰める
そうして考え込んだ結果、
このような結論に至りました.
自分は1つの物事について深く考え込む、
つまり物事を深層まで突き詰めたい、ってことか.
起こった原因とその解決策を同時に理解しておきたい、よね
例えるなら、このような言葉で表現されるでしょうか.
- 仕事のルールがどのような経緯で作られたのか知りたい
- このルールになった原因の出来事を知りたい
⇒ つまり「5W1Hを知りたい」
義務教育の英語の授業でよく見る
疑問文の頭にくる単語です.
- When : いつ
- Where : どこで
- Who : 誰が
- What : 何を
- Why : なぜ
- How : どのように
これらを知りたいのは仕事上重要である
そう考えています.
失敗(成功)した
→ 「どうして起きたのか」「なぜ起きたのか」
→「どうすれば」失敗しないか
これらを1つ1つ紐解いていけば、
自然と失敗自体減っていきます.
それでも違うところで失敗はするものなので、
同じように考えるー
このように深く思考する事は武器になりえます.
考えるのが苦痛、という人も
好きなことを考えている時は
いつも以上に楽しくなるのと同じです.
普通であっても大事
冒頭に触れたように、
自閉スペクトラム症の特性の一つとして
「1つの物事について深く考える」が
強く現れています.
世間一般の人よりも物事に対して好奇心が強い、
そうとも言えるでしょう.
子供みたい、幼稚だ、と思われるかもしれません.
しかし、自分はこのような好奇心は
人生100年時代と言われる現代では極めて重要だと
考えます.
- 新しい趣味を持つ
- 新たな人間関係を築く
- 新たな分野の仕事に挑戦してみる / 探してみる
上記のことは障がい者のみならず
健常者であっても大事だと言われています.
今日から何か新しいこと、挑戦してみませんか?
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