あなたは「なにか他人と違う…」と感じたことはありますか?
その違和感、もしかしたら「目に見えない障害」かもしれません.
自身も大学生の時に言葉にできない違和感を感じていました.
それまでの幼少期で言葉にできないとしても、なにかを感じ取っていたのかもしれません.
そんな過去の違和感ときっかけを紹介します.
「なにか違う…」その違和感を大切にして、新しい自分を発見していただければ幸いです.
発達障害は「少数派」
発達障害. それは生まれつきの特性.
生まれてからずっと苦楽をともにしてきた仲間、ともいえます.
「それじゃ、どんなのが該当するの?」
そんな人達のために自分に起こった出来事をできる限り上げていきます.
なお、今回は『自分に当てはまったこと』を題材にしています.
必ずしも当てはまっていた、とか全然違った、とか一喜一憂せずに、
少しでも「普通ではない」と感じたら1度受診をおすすめします.
予約を取るのが大変なこともありますが、面倒臭がらずまずはやってみましょう
きっかけは別のことから
発達障害のひとつ、自閉スペクトラム症の診断を受けたのは約1年前.
通院している精神科医から検査を進められました.
それよりも前のお話.
自分は「繊細さんでは?」と考えていました.
繊細さん、とはHSP(Highly Sensitive Person)のことです.
多数の人より感受性が強い人のことを指します.
「繊細さん」が気になる方はこちら ↓
例えば…
- 物事を深く考える
- 五感が強く、その影響で疲れやすい
- 話し相手・SNS上の書き込みなどの感情を受けやすい、そして疲れる
- 些細な刺激に敏感である など
実はHSPの特徴は発達障害の感覚過敏と共通しています.
自分の例でいきますと…
- 聴覚過敏 ー 突然の大きな音が苦手、金属の擦れ合う音が嫌い
- 触覚過敏 ー マスクを着けるのが嫌い、常に腕まくりをしている
- 話し相手の感情に左右されやすい など
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)+感情の部分において
生きていく上で支障が出てしまうこともあります.
過去が今に教えてくれている
過去の出来事を振り返ることは、
発達障害発見の大きな鍵になりえます.
それまで度々経験していたのが
「相手の言っていることが理解できないこと」
相手がきちんと物事を伝えている、にもかかわらずです.
A、Bという個々の事象は理解しているものの
AとBをくっつけると理解できない?と言えばいいでしょうか.
このことから思い出したのが
精神科医の益田裕介さんが言っていた「中枢結合能力の欠如」です.
一つ一つの出来事は理解できるけど
合体したりごちゃまぜになると途端に理解できなくなる.
これはより多くの経験を積むことで解消に繋がります.
同じことを何度もやって覚える.
学生時代の暗記に似たようなものです.
過去に起きていた衝撃的な出来事
診断を受けてから少し経ったあと、
母親が教えてくれました.
「小さい時、両親に対して敬語を使っていた」
自分では全く記憶にありませんが
両親に敬語って普通じゃないの!?と思っていました.
どうやら普通はそうではない、ようです.
(今でも信じがたいです)
実は今でも突然、年下の人に対して敬語を使うことがあります.
無意識で使っているので治そうとしてもちょっと無理なこともあります.
将来のために今できることがある
診断を受けたことを両親に報告すると
母から意外な答えが返ってきました.
「幼少期、一度病院で見てもらおうかなと思っていた」
結局両親とともに行った記憶はありませんし、記録もありません.
冒頭に触れたように、
「他の人となにかが違う」という言葉に出来ない出来事が起きたのなら
躊躇なく専門医に相談してください.
自分はそういう相談事がなかったから精神が病み、
体も病み…より大変なことを経験してきました.
今までに挙げたことがもし起こっている・起こっていたのなら.
ほんの少しの勇気で自分を見つめ直す一歩を踏み出してみてください.
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